猫吾先生の
加速重視とコーナリング重視について...
ちょっとGT2の頃の話から入りますが、タイムアタックセッティングには、、、 ・ある程度締まった足回り ・加速重視、立ちあがり重視のセッティング ・車高調式ダウンフォース の3つの要素が必須(?)条件でした。 私に限らず多分他の人も、これらの要素がGT3にも当てはまると思っていた筈です。 んで、即刻玉砕されると言うわけです。(^^; 0-1000テストを安定期に入った走行距離7000km程度のタボ4GT-ONE、オートマ、TCS4で試してみました。 結論から言うと、どんなに足回りを変えた所で、タイムに大きな差は生じない(.1秒程)ようです。 GT2の頃は明らかにタイムが変化した(.5〜とか)のに。 私が何を言いたいのか・・・つまり、GT3ではストレートで差を付けるセッティングじゃ駄目だという事です。 って当たり前の事なんですけどね。(^^; 車高を上げ、ダウンフォースを弱めた方が加速と最高速は伸びますが、 車高を下げ、ダウンフォースを強めた方がコーナリングは良くなります。 1000m走って.1秒の差よりも、コーナーの出口で10km/h速い方がタイムは伸びるという事です。 但し、車高を下げ過ぎてサスが動けなくてグリップが保てない場合は上げないと駄目ですね。 ゾンタみたいに。 今後のセッティングにちょっとでも参考になれば嬉しい限りです。(^-^; **追記** 最近「上級者は、足が柔らかい方が速い」というのを少しだけ解ったような。。。でもまだ解ってないような。 それとGTの楽しみはレースに勝つ事だけではなく、自分だけの自分に合った車を仕上げる事にもあると思います。 人のセッティングはあくまで参考に、、、 例えばアクセルの空け方でも、私が普段やっている豪快かつ急激なアクセルONでは、それに耐えられるように足回りも硬めに。 逆にタイムを狙う時は、グリップを最大限に生かすようにジワリとアクセルON、またその挙動変化に合うように足回りは柔らかめに。 トレノでも適当に試してみました。 結果、0-1000タイム差は.1秒程でした。 足回りのセッティングは、コーナリング性能を高めるもの・・・これぞまさしくリアルシミュレーション。\(ToT)/ |